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2013年11月05日 ハラル物流認証を取得へ - 日本通運

 日本通運のマレーシア現地法人がこのほど、物流に関するハラル認証を当局に申請した。2014年度中にも認証取得の見通しで、日系を含めた現地の 物流企業としては初めてのケースとなる。これにより現地で高まるハラル物流へのニーズに対応するほか、認証による付加価値、ブランドイメージの向上につな げていく考えだ。

 マレーシアでは食品や化粧品、医薬品に関するハラル認証が行われているが、これら商品を輸送する物流サービスについては 制度が設けられていなかった。このため、流通過程でハラルに関するルールやトレーサビリティがなく、小売業者や消費者はその状況を把握することができな い。国内でハラルへの意識が高まるなか、政府認証機関(JAKIM)が国内限定の新たな規格MS2400-1を設定し、物流業者から申請を受け付けること となった。
 従来はハラル商品であっても一般の輸送業者が通常の物流業務を行っているだけだったが、今後はこの規格が国内物流のスタンダードとし て普及していく見通し。食品などを取り扱うビジネスでは重要な要素になるとみられ、これにともなう新たな物流市場ができてくる可能性がある。日通は 2010年頃から、マーケティング調査やビジネスモデルの検討を行ってきたといい、このたびの申請で認証第1号を狙う。

海外ムスリムマーケットも視野

  具体的な認証プロセスについて、現状では作業フローが明確にされていないため、そのステップごとにJAKIMと話し合いをしながら順次進めていくことにな る。また、MS2400の取得と同時に、イスラム法に関わるコンプライアンス認証MS1900についても同時に手続きを行う。見通しでは、JAKIMの講 習により社内にハラル物流のコンセプトを浸透させ、専用車両を導入して実際の輸送の段取りをJAKIMに評価してもらうといった作業が行われる。
  日通では現状、ハラル商品の取り扱いはしておらず、豚肉やアルコールといったノンハラルの輸送も行っていないが、ハラル認証を取得した際には、専用車両は ハラル製品の生産拠点と小売拠点のみを往復する運行を行う予定。これは、ハラルのルールに則ったサービスの密閉性を保つためだ。
 また今後の関連 事業では、MS2400-1取得後に、倉庫に関するMS2400-2の申請も行う予定。将来は専用倉庫を中心にハラル商品の取り扱いを拡大していきたい考 え。また、マレーシア国内での体制整備ができた段階では、海外のムスリムマーケットとのネットワーク構築も視野に入れる。世界のイスラム教徒人口は約16 億人、関連するハラル産業の市場規模は2兆米ドルを超えたといわれる。認証制度で最も先進的な国であるマレーシアを起点に、世界的なハラル物流サービスの 構築を目指していく。

 日本通運のマレーシア現地法人がこのほど、物流に関するハラル認証を当局に申請した。2014年度中にも認証取得の見通しで、日系を含めた現地の物流企業としては初めてのケースとなる。これにより現地で高まるハラル

 

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