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2013年02月12日 IT軸に、進出を一貫支援 - 日立システムズ

 日立システムズが、中国・東南アジア地域を中心にワンストップのITサービスを強化している。日本企業の海外進出は量だけでなく質的な変化が起こっており、ITサービスにはきめ細かな対応力だけでなく周辺のビジネス支援の重要性も増してきた。豊富な経験と総合力をいかすとともに、拠点拡大や現地パートナーとの連携で、日本国内と同レベルのサービスを拡充していく。
 日本企業の海外進出や現地での事業拡大が続くなか、グローバルITサービスの統合ブランドとして「GNEXT」を2011年から始動した。「GNEXT」はITシステムの設計やインフラ・業務システムの構築、運営、保守サポートを行うだけでなく、現地に精通したパートナーと連携し、海外進出を検討する段階の調査支援や会社設立支援、その後の法務・会計や人事制度などの会社運営まで一貫したサポートを提供するもの。ITサービスにビジネスコンサルタントを加えることでトータルな支援体制とし、さまざまな段階で顧客の課題を解決していく。
 ビジネスコンサルタントは、コンソーシアムを組む現地のコンサルティング会社や法律事務所、会計事務所などと協力し、加盟企業はこれまで15社まで拡大した。日立システムズが日立グループの海外拠点内に持つ中国・上海、タイ・バンコク、シンガポールの拠点と、これらの加盟企業と連携し、アジア主要国を中心に「GNEXT」を提供している。また、日本国内では月に1~2回のペースでグローバルセミナーを開催し、個別に顧客の要望を聞きながら最適なITサービスを提案中だ。
 ◇海外売上500億円へ
 こうしたワンストップの一貫サービスが求められる背景には、企業進出が大企業から中小・零細企業へと拡大し、業種も製造業に加え、サービス業や流通業などへ多様化が進んでいることが挙げられる。企業が海外で事業を行うにあたっては、本業である工場や事務所の立ち上げ、運営といったことに多くのエネルギーを費やし、IT関連の環境整備に手が回りづらいといった事情がある。企業規模が小さくなるほどそうした傾向があるといえ、顧客の悩みもさまざまだ。また、事業のコンサルティングとITソリューションがシームレスでつながれば、顧客の利便性は一段と高まるだろう。
 日立システムズの海外展開は、統合前の旧日立電子サービスが1960年代から日立製品の保守を現地でサポートし、旧日立情報システムズが2000年代に入ってからソフトウェアのオフショア開発・ITインフラの提供を手がけるなど多くの実績がある。中期経営計画では2015年度の売上高5000億円を目指しているが、このうち海外事業は500億円とする考え。国内顧客の現地事業を後押しするとともに、実績とクオリティで地場企業や多国籍企業などの取り込みも強化する計画だ。

 

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