2016年09月20日 日本酒輸出「マグマが爆発前」 - 情報発信やイメージ向上がカギ
日本酒の海外輸出が伸び盛りだ。なかでも東南アジア向けは、日本食レストランの急増やインバウンド旅行の活発化もあり、今後最も成長が見込める市場の1つ。一方で、ワインなどに比べて現地での認知度はまだまだ低く、業界をあげての地道な情報発信やイメージ向上が、輸出戦略上欠かせないとみられる。
熱心な愛好家も出現
日本酒業界の動向について10年にわたり調査・研究を行ってきた日本経済研究所の佐藤淳氏によると、一時は凋落傾向にあった日本酒販売は、輸出だけでなく国内でも上昇傾向が続いており、「今はマグマのようなものが爆発しかかっている状況」。海外では最大市場の米国のほか、香港や韓国、中国、
これより先をお読みになるには、ASEAN経済通信購読者アカウントが必要です。
購読者アカウントをお持ちの方は、こちらよりログインしてください。