2015年12月04日 タイ、景気対策で消費者心理が改善
タイの消費者心理が改善している。タイ商工会議所大学(UTCC)が3日に発表した11月の消費者信頼感指数は、74.6で2カ月連続の前月比プラス。10月に10カ月ぶりのプラスに転じてから緩やかな上昇が継続した。
消費者信頼感の回復は、主に政府が相次いで打ち出した景気刺激策によるもの。タイ政府は9月に、農村地域の支援策として、「農村基金」を通じた無利子融資や地方行政レベルへの予算付与などに1360億バーツ(約38億米ドル)の支出を決定。
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