2016年04月20日 現地法人からの配当金が16%増
日系企業の海外事業の拡大にともない、現地法人から日本側への利益還元の動きも活発化している。経済産業省がこのほど発表した最新の「海外事業活動基本調査(2015年7月調査)」によると、現地法人から日本側出資者への配当金やロイヤルティなどの支払いは、2014年度に3兆7300億円と前年度比16.3%増加。2011年度以降の増加傾向が継続したかたちだ。
支払いを地域別にみると、アジアが2兆400億円で最も多く、伸び率も26.7%増と全体をけん引した。アジアの中では中国が8400億円、ASEAN4が6200億円、
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