2016年05月17日 日本精密、ASEANシフトが奏功
【精密機器】腕時計のバンドやメガネフレームを生産する日本精密(7771)が、利益計画を前倒して達成する見通しだ。日本国内で腕時計のインバウンド需要が高まっていることや、中国から東南アジア諸国連合(ASEAN)へ生産シフトを進めてきたことなどが奏功する。
連結売上高100億円の目標は、計画より1期早い2017年3月期に達成し、2018年3月期の目標は114億円に大幅上方修正した。2016年3月期の実績は93億3500万円(前期比18.5%増)。時計関連部品が順調に推移していることや、2013年の計画策定時の想定為替レートが1米ドル=95~100円程度だったため
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