2016年05月31日 西京銀行、アジアビジネスで沖縄に拠点
地方銀行がアジアビジネスの支援や開拓のため沖縄県に拠点を設け始めている。
西京銀行(山口県周南市)は、7月をめどに那覇市に事務所を開設する計画で、現在、準備作業を進めているところ。同行は山口県のほか広島県や福岡県、東京都、大阪府に拠点を設けて金融サービスを提供しているが、那覇事務所は主に海外ビジネスの情報収集拠点とする。
本土の主要都市ではなく沖縄にこうした拠点を設ける背景は、「那覇空港がハブ空港としてアジア各国との往来に利便性が高く、地域の情報収集にもメリットがあるため」(総合企画部)。沖縄県の人口が増加中で、活力が増している点も理由の1つに挙げている。
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