2016年07月04日 緬の日系建設業、進出多数も受注は限定的
ミャンマーでは日系の建設業の進出が相次いだが、これまでのところ現地での受注案件は限定的となっているもようだ。国土交通省がこのほど東京で開催した建設業進出セミナーで、野村総合研究所が説明した。
建設業界のミャンマーへの期待度は高く、直近のミャンマー日本商工会議所の会員企業301社のうち建設部会は87社と、全体の3割を占める。この割合は、バンコク日本人商工会議所では1割ほど。経済開放路線をうけた政府開発援助(ODA)や建築ニーズなどに期待して、現地進出が他業種に先行したかたちだ。
一方で現地での受注状況は、「スーパーゼネコンでも仕事を取れない企業があるほど」で、
これより先をお読みになるには、ASEAN経済通信購読者アカウントが必要です。
購読者アカウントをお持ちの方は、こちらよりログインしてください。