2016年10月28日 タイ、貸工場や倉庫の需給が軟化
タイの貸工場や貸倉庫で、需給のミスマッチが目立っている。外部環境が厳しさを増すなかで、借り手企業がより厳しい目で物件選びをしていることや、企業ニーズの多様化などが背景にあるとみられる。
進出そのものにためらい
バンコク近郊のあるレンタル工場では、「企業から入居の問い合わせがあるものの、『2棟を1つにつなぎ合わせて使いたい』とか、逆に『1棟だと大きすぎるので分割して小さく使いたい』といった要望があり、契約まで結びつかない。柔軟に対応したいが、レンタル工場全体のデザインを決めているので、容易に建物の仕様を変えるわけにはいかない」という。
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