2016年11月25日 ベトナムに農機大手3社出揃う
農業の機械化が進展するベトナムで、日系の農機メーカー大手3社が出揃った。ただ、現地での生産はようやく緒についたばかり。今後は需要拡大が確実視されるだけに、本格的な生産体制の確立や、部品サプライヤーの商機拡大も注目される。
これまでに、クボタ(6326)とヤンマー(大阪市)、井関農機(6310)が現地での生産や販売を開始している。最大手のクボタは、南部ドンナイ省ミーフオック3工業団地に工場を設け、トラクターや稲刈機、田植機、ディーゼルエンジンなどを生産・販売する。現地法人のクボタベトナムの設立は2008年と比較的早く、代理店網は全国32省市に拡大した。
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